URLの構造
以下のURLを例にURLの構造を説明する。
http://www.example.com/path/to/myfile?key1=value1&key2=value2
スキームまたはプロトコル
URLのhttp://
の部分。これはブラウザーが使用すべきプロトコルを表し、通常、HTTPプロトコル(http://
)または安全なバージョンであるHTTPS(https://
)になる。他にもいくつかのスキームが存在する。
オーソリティ
www.example.com
は、名前空間を統制するドメイン名またはオーソリティである。これは、どのウェブサーバーが要求されているかを示す。
パス
/path/to/myfile
はウェブサーバー内にあるリソースのパスである。
初期のウェブではこの様なパスがウェブサーバー内の物理的なファイルの場所を表していた。 しかし現在のパスは大抵物理的な実情と関係がないウェブサーバーによって制御される抽象的なものになっている。
パスパラメータとクエリパラメータ
パスパラメータ
パスパラメータは前述のパスをパラメータ(変数)として扱ったもの。 基本的には一意性(同じものが他にない性質)があり、必須なものにパスパラメータを使うことが多い。
例)Twitterのユーザーページ
以下は講師のTwitterユーザーページのリンク。
eraser5th
の部分を自分のTwitterアカウントのID(表示名ではない)に変えると自分のページを見ることができる。
https://twitter.com/eraser5th
クエリパラメータ
?key1=value1&key2=value2
の部分をクエリパラメータという。これは主に、オプショナルであり、なくても良いものに対し使うことが多い。
queryパラメータはパスの後に?
を入れ、その後に&
繋ぎでキー名=値
という形式で指定できる。これはサーバに提供する追加パラメータであり、サーバはこれを元にリソースを返すことができる。
例)Twitterの検索ページ
q=aiueo
の部分のaiueo
を別の文字列に変えるとその検索結果が見れる。
https://twitter.com/search?q=aiueo&src=typed_query