Node.jsについて
Node.jsはJavaScriptの実行環境の一つです。
もともとはブラウザ上で動くプログラミング言語として作られたJavaScriptは それ以外での実行環境がありませんでした。
そこでJavaScriptをサーバサイドのプログラミングなどで扱えるよう作られた実行環境がNode.jsです。
使い方
使い方には以下の2通りあり、そのどちらにも node
コマンドを使用します。
- REPL環境での対話的な実行
- JavaScriptファイルを読み込み実行
REPL
Macの方はターミナルを、Windowsの方はWSLを起動し、そこで以下のコマンドを実行してください。
$ node
そうすると、Node.jsのREPLと呼ばれる対話型の実行環境が立ち上がります。
それでは試しに以下を実行してみましょう。
console.log("Hello World")
実行すると以下のようになると思います。
Hello World
undefined
まず1行目の「Hello World」は、ログに出力されたものをREPLが表示しているものです。
次に2行目の undefined
は console.log("Hello World")
の実行結果になります。
ファイルを実行
Macの方はターミナルを、Windowsの方はWSLを起動し、そこで以下のコマンドを実行してください。
VSCodeを開き、適当なディレクトリに index.js
というファイルを作ってください。
(ファイル名はなんでもいいですが、変えた場合には次に実行するコマンドでそのファイル名を指定するようにしてください)
作成したファイルを開き、中身を以下のようにしてください。
console.log("Hello World")
VSCodeのターミナルを開き、以下を実行。
$ node index.js
すると以下のようになると思います。
$ node index.js
Hello World
このように、node 実行したいファイル名
とすればそのファイルを実行することができます。